お久しぶりです。NAOです。
今回のテーマは、奨学金や院の推薦を考えている大学生・大学院生が大体頭を抱える案件、、、
「指導教員の推薦所見」
についてです。
目次
まずは私の文例を
参考までに、奨学金申請に向けた私の推薦所見を人物、家庭・家計、学業の3つの観点に分けて記します。
くれぐれも丸パクリはNGで。あくまでも参考程度に捉えていただけると幸いです。
〇〇君は、△△分野の学問を修めるという大志を抱き、昨年から私の研究室に加わり1年になりました。彼は、勤勉な学生の1人で、その向学心と人柄は熟知しております。学部生の時期から大学院の授業を先取りして受講し、研究室の輪講やゼミに積極的に参加する彼の態度からは、高い学習意欲が伺えます。さらに、彼は、△△分野に携わる優れた社会人になることを目指しており、大学院での修学により得た知識や技能を社会に還元したいという高尚な意欲を有しております。以上の点から、〇〇君は、貴財団の奨学生にふさわしい人物であると確信しております。
〇〇君は、現在一人暮らしをしております。学費と家賃を両親に負担してもらいながら、生活費を◇◇支援機構の奨学金で賄っております。また、彼には私立大学に通う弟がおります。そのため、彼の家庭では、2人分の学費が家計を圧迫している状況です。家計の収入の大半を父親の収入に頼っている状況ですが、その父親も今年▢月で定年退職を迎えるそうです。そのため、〇〇君は将来的な学費の支払いに不安を抱えており、両親の負担を軽減するためにも、奨学金による支援を必要としております。以上の理由より、〇〇君への奨学金の給与によるご支援をお願い申し上げます。
〇〇君は、学部4年次までにXX単位を修得しました。履修した分野も多岐に渡り、幅広い分野への関心が伺えます。学部4年次の卒業研究では、「うんこモリモリ森鴎外」について取り組みました。この研究は△△分野に関するものであり、彼自身将来△△分野で活躍したいと思っております。大学院進学後も研究を継続しており、学部4年生次から積み上げた成果を▢月の学会で発表する予定です。主体性を持って積極的に研究活動に取り組んでおり、今後も実りの多い研究生活を送ることができると確信しております。以上のとおり、〇〇君の熱意、研究への取り組みを評価し、貴財団の奨学生にふさわしい者として推薦致します。
ポイント・注意事項
- 指導教員(教授)の手間を取らせない
- 申し込む財団等の趣旨を踏まえた内容にする
(大学院入試なら) - 自己推薦文にならないように注意(あくまでも教授が書いている体ということを忘れずに)
- 余裕をもって取り組むこと
教授も忙しいので、「指導教員の推薦所見」だけれども、下書きは自分で書けと言われることが多いと思います。
「これ書いてください」と丸投げされると不快に思われる方もいるでしょう。
自分から「私が下書きを書きますので、お手数ですが完成し次第見ていただけませんでしょうか。」と初めから言ったほうが、円滑に進むと思います。
(実際、私もそうしました。)
以上。
本サイトが皆さんの参考になれば幸いです。
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